失敗に強くなる

コーチング

こんにちは、すずめです

今日は、

「あーまた、失敗してしまった。次も失敗するかも」と思ってしまう人や

「何で失敗ばっかりするんだ」と落ち込んでしまう人

「そんな一回の失敗で落ち込まなくてもいいのにな」と周りの反応に思う人

に失敗後の対策をご紹介します

この記事の内容は

THE DOUBLE GOAL COACH(ダブル・ゴール・コーチ)というジム・トンプソンさんの書かれた本に載ってた内容を

実践してみた経験をもとに作成しています

水に流す

結論から言うと、失敗した後の対策は 水に流す です

「いやいや、失敗したことを水に流したらまた失敗するでしょ?」

という声が聞こえてきそうですが、まず方法を整理します

ダブル・ゴール・コーチ (前述の本)では、失敗をしてもよいというチーム作りをし、失敗から学ぶことを推奨しています

失敗した時の対処法として、チームで失敗した後のルールを、あらかじめ設定することをすすめています。

失敗した後に取る行動を決め、行動をリセットに利用する

例えば、帽子を使用する競技では監督・コーチも帽子を取り、失敗にさよならをするように帽子を手に取って振る

一斉に帽子をかぶり直し、失敗を忘れ、気持ちを切り替え次のプレーに備える

他にも失敗した後に、「プレーを続けろ」とみんなで言うことにしていたり

下を向いてしまうチームには靴に「次の」「プレー」と片足ずつ書いておいたり

様々な方法があります

実践した失敗後の対処法はこぶしを握って上下するサイン(動作)

古いトイレでみられるレバーを掴んで、水を流す動作を採用しました

(二種類をプレーヤーに紹介しましたが、 こぶしを握って上下する動作 がわかりやすく効果がありました)

メリット

一つ目は、落ち込みすぎる人が落ち込まなくなることです

気分が落ち込むことで消極的になり、思い切ったプレーがしにくくなります

水に流すことで、いいプレーができる状態を保つことができます

二つ目は、失敗を容認するというメッセージをみんなで共有できることです

野球だと打者は3回に2回失敗しても三割打者です

バスケットボールではシュートの名手でも、シュートの確率は半分程度です

1回も何の失敗もせず、ゲームを終えることができるスポーツは少なく、プロでない限りは失敗はつきものです

失敗を怖がるプレーヤーはたくさんいます

自分で失敗を水に流すサインをしてリセットしたり、仲間がサインをして励ましたりしていました

三つ目は、笑顔になることです

失敗をして点を仰いだり、下を向いたり、声を挙げたりして気持ちを引きずったままプレーしてしまいがちですが、

仲間やコーチからサインをしてもらえると、笑顔になっていました

失敗した後の緊張感や不安の中で、笑顔を作ることはできません

リラックスでき、結果として笑顔になることができたので、その後も思い切ったプレーができていました

デメリット

ミスをしても、水に流してしまうので改善していかないのではないかというのが心配ですが、

見ていると水に流しているのは感情であって、プレー自体は覚えています

実践して間もないので、長期的に見るとどうなっていくのかがまだわかりません

もう少しよく見ていきます

まとめ

THE DOUBLE GOAL COACH(ダブル・ゴール・コーチ)というジム・トンプソンさんの書かれた本に載ってた

失敗を水に流すサインを取り入れて実践してみました

やってみた感想は、とにかく効果的でした

すぐにやることをオススメします

特に、まじめなプレーヤーが多く消極的なプレーが多いチーム

気分にむらがあり、失敗に対してひどく落ち込むチーム

にはとてもオススメできます

サインを作ることで、チームの一体感も育むことができています

どんなサインがいいのか、チームで作成してみるのも面白いと思います

「気持ちを切り替えろ」とよく言われるプレーヤーは、自分なりのリセット方法を考えることをオススメします

また 「気持ちを切り替えろ」 と叫んでいるコーチは「どうやって気持ちを切り替えたらいいんですか?」という質問に一つの答えを示せます

難しくないので、ぜひお試しください

以上です

面白い本ですので、これ以外にも紹介できればいいなと思っています

やってみた結果等教えていただければ嬉しいです

                                 すずめ

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