雰囲気が悪い…どうしたらいい?

コーチング

みんな一生懸命にやっているけど、なぜか雰囲気が悪い…

仕事はしてくれているけど、暗い感じがする…

集まって練習を始めたけれど、練習に身が入っていない…

困った。いったどうすればいいんだ。

リーダーやチームを扱う人なら経験あると思います。

つい最近すずめも困ってしまいました。

「どうしたら、いい雰囲気になっていく?」

「具体的に何を見て、何をしていったらいい?」

そう考えていく中で、少しでもヒントになることがあればと思い書いてみました。

  1. よく観察する(見るポイント2つ)
  2. 誰にアプローチするのか決める
  3. 何を言うのか(どうアプローチするのか)決める
  4. 見守る

それぞれを詳しくみていきたいと思います。

1.よく観察する(見るポイント2つ)

まず、全体の雰囲気が悪いといっても、全員が悪いのか?

これが疑問でした。

答えは、そんな中でも頑張ったり、生産性を確保したり、

仲間とコミュニケーションをとろうとしている人がいます。

会社で管理的な立場に立った時やチームをあずかりたての時は、

「全体が悪いときはみんなが悪い」と決めつけがちでしたが

よく見ると、「全体は悪い?けど全員は悪くない」このことに気づきました。

「全体が悪いときはみんなが悪い」と思っていた時はアプローチした後に、嫌そうな顔されてすずめはダメージを受け…さらに状況が改善しないという、身もふたもない状況を何度か経験しました。

なので、見るポイントの1つ目は「人」を見る

確かに、自分が言われる立場の時に「自分はちゃんとやってるのに!」や

母から「勉強しなさい!」といわれて「今から勉強しようと思ってたのに!」と

頑張ろうと思っている人のモチベーションを下げていたかもしれません。

モチベーションを下げてしまった方、すみません。

また、「人」が与える影響についても見てください

機嫌が悪い競争をしていたり、今日はしんどい競争をしていたり

忙しい競争や、今日は人の話を聞きませんゴーイングマイウェイ競争をしていたり

その人に負けじと影響を与え合います。

人間は社会的な生き物なので、よい影響も悪い影響もお互いに与え合うので

なので、見るポイントの2つ目は「人と人の間」を見る

なかには攻撃しあっていたりする場合があります。

そうなると、他のメンバーは攻撃されないように身を守ったり、

グループを作って、安全な場所を確保しようとしたりします。

2.誰にアプローチするのか決める

一人が大きな影響を与えていて、それが全体に影響しているのなら

その一人だけにアプローチします。これが基本です。

複数の人に同時に話すのは、複数の人が同時にキャッチできるようにボールを投げるということです。

これにはかなりのスキルが必要です。

一人なら、失敗しても軽傷です。すずめも迷ったらこれにします。

だいたいメンバー全体の半分くらいが目安ですが、

そのくらいの割合になると「頑張ろうとしている人」や「生産性を確保しようとしている人」が

「伝わっているのか不安」や「もう意味がないんじゃ」という感じになってきます。

全体的に暗い印象や互いに無関心な状況だと全体にアプローチします。

難易度は上がりますが、

「頑張ろうとしている人」や「生産性を確保しようとしている人」を応援していることも伝わります。

3.何を言うのか(どうアプローチするのか)決める

まず、アプローチしないことを必ず考えてください。

アプローチしなくても自然に解決していくこともあるので、

アプローチせずにこのまま、ぐるぐる同じようなサイクルが回った時に

チームや組織、部署がよくなっていくことが予想できそうなら、アプローチは自己満足になりますので注意してください。

「アプローチをしない」というアプローチです。

「アプローチしなくてよい」が否決されたら勇気を振り絞ってアプローチです。

一人だけにアプローチする場合は、個別に1対1で、声をかける時にも注意を払います。

全体にアプローチする場合には、仕事を止めさせる価値があるかどうか

言うことを決めてからアプローチします。

言うときに気を付けることは

  • 起こっていること(自分から見た状況)を話す
  • あなたの影響力が大きい ⇒ 自分の行動をみんながマネする
  • そうであるなら良い影響が与えられるように示唆する
  • 自分で自分たちのやっていること(仕事)の価値を下げない(それに気づいていない人が意外にも多い!)

結果的にチームの状況や雰囲気を良くしたいという目標なので

言いたいことを伝えるよりは、聞き手が受け取れることを言う

方が結果がよかったです。

4.見守る

すぐ変化が見られることもあれば、そうでないときあります。

よい方向に進んでいれば、アプローチをしないというアプローチをとれるかもしれません。

4ではなくて1に戻って、よく観察するということかもしれません。

まとめ

  • 見るポイントは2つ 「人」 「人と人の間」
  • 誰にアプローチするか決める 一人にアプローチが基本!全体へも積極的にチャレンジ
  • 何を言うか決める 言いたいことを伝えるよりは、聞き手が受け取れることを言う
  • 見守る アプローチした後も言いっぱなしではなくよく見ることが大切です

以上です。

何かみなさんのヒントになっていれば嬉しいです。

コメントお待ちしています。

チームや組織を動かしていくとうまくいかないこともありますが、

チームのことを考えてくれる人がいるというのは、メンバーにとってはうれしいものです。

勇気をもってかかわっていきましょう

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