「いい人材がいない」と悩む前に。リーダーが見直すべき3つの視点

リーダーシップ

こんにちは、すずめです。

「やりたいことはたくさんあるのに、いい人材がいない…」
「すぐ辞めてしまって、また人を探さなきゃ」
「育つ前に辞める。どうしたらいいんだろう…」

職場でも、チームでも、部活動でも──
リーダーや上司の立場にある人なら、一度は感じたことのある悩みではないでしょうか。

うまくいかない時、私たちはつい「外」に答えを求めがちです。
でも、本当に必要なのは、まずチームの「中」に目を向けることかもしれません。

この記事では、
「どうすれば人が育ち、定着するチームになるのか」
そのヒントをお伝えします。


1. 外より中を見る:本当に“いない”のか?

「いい人材がいない」という言葉の裏には、「いい人材は外にいる」という前提があります。

でも、ちょっと待ってください。

今いるメンバーの中に、育ちかけている“種”はありませんか?
 ・ この人とこの人を組ませたら、思った以上に力を発揮した
 ・ あと一歩で必要なスキルを身につけそうな人がいる
 ・ 道具や役割が合っていなかっただけかもしれない

そんな風にチームを見てみてはどうでしょう?

私たちが「外ばかり」を見ていると、
今いる人たちは、こう思ってしまうかもしれません。

「このチームには魅力的な人がいません」って、リーダー自ら言ってるみたいだな…

人は「見てもらえている」「期待されている」と感じたときに、力を伸ばしていきます。
逆に、「見られていない」と感じると、意欲を失っていきます。
まずは、今いる人の“可能性を信じて見ること”から始めましょう。


2. いい人材を迎える「土壌」はあるか?

もちろん、新しい人を迎えることも大切です。
ですが、大事なのは「その人が育つ土壌があるかどうか」。

どれだけ優秀な人材が入ってきても、
 ・ 関係性が築けない
 ・ 学べる環境がない
 ・ 信頼がない
そんなチームに来たら、すぐに去ってしまうのも無理はありません。

期待の新人がすぐ辞めてしまった経験はありませんか?
問題は「人」ではなく、人が活動する環境という「土壌」にあるかもしれません。


3. 人材を“育てる”視点へ

「いい人材がいない」と感じるなら、
「人を育てる」という視点に切り替えてみましょう。

ポイントは、ただ育てるのではなく「育つ環境を整える」こと。

 ・ 良い課題を与える(難易度やタイミング、組ませる相手)
 ・ 見本となる人をそばに置く
 ・ 小さな成功体験を積ませる

人は変わります。
そして、変化を支えるのはリーダーの“まなざし”と“関わり”です。


まとめ:土を耕すように、今いる人を育てよう

土を耕すように、関係や環境を整えることで、今いる人が根を張り、育っていく。そんなチームづくりを目指したいですね。 

 ・ 外ではなく、まずチームの中をよく見てみる
 ・ 新しい人材を迎えるとしても、土壌(環境)づくりを忘れずに
 ・ 「育てる」ではなく「育つ環境」を整える

いい人材が入ってくるのを願うだけではなく、
今いる人が育ち、根を張り、花を咲かせるチームがが理想です。

未来の「いい人材」に選ばれるチーム作りに今日から取り組んでいきましょう。

すずめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました