がんばってるのに終わらない…仕事がつらくなる理由
指導の準備、保護者対応、大会の段取りや書類…。
育成年代のコーチは、現場の仕事以外にもやることが山積みです。
「1日があっという間に終わるのに、仕事が進んだ気がしない」
「やることは多いけど、頭の中がぐちゃぐちゃになっている」
「スケジュール管理も苦手。気づいたら残業になってる…」
私自身、まさにそういう毎日を送っていました。
「予定に追われる」から抜け出したきっかけ
どうにかしたいと思って色々試した結果、私を救ってくれたのは、
「手帳」と「ToDoメモ」でした。
派手な方法ではありません。
でも、これを使って「やることの整理」「心の整理」ができるようになったことで、
仕事に追われる感覚が、ぐっと減っていきました。
まずは“開始日”を決めて、余裕をつくる
多くの人がスケジュールに「締切日」だけを書きがちです。
私も以前はそうでした。結果、いつもギリギリで焦っていました。
そこで始めたのが、「いつ始めるか」を決めて書くこと。
すると…
- スタートしてみたら、資料が足りなかった
- 他の人に先に頼まなきゃ進められない
- 思ったより段取りに時間がかかる
…そんな「見えない壁」に、早めに気づけるようになりました。
開始日を先に決めることで、仕事に余裕が生まれ、コントロール感が上がります。
脳をクリアにする「紙メモ」のすすめ
次に取り入れたのが、ToDoメモ。
私は裏紙を切ったメモ用紙に、その日やることを全部書き出します。
ポイントは「リスト形式」ではなく、「紙に書いて丸めて捨てる」スタイル。
なぜメモがいいのか?
- 見た目でやることが分かる
- 終わったら捨てられて、達成感がある
- 書き出すことで頭の中がスッキリする
仕事って、目に見えて成果が出ることばかりではありません。
でも、紙のメモがどんどんなくなっていくのを見ると、手応えと爽快感が得られるんです。
メモを並び変えて、上にあるものから順番に片づけていくものおすすめです。
いつ・どう使う?手帳とメモの活用タイミング
おすすめのタイミングは3つあります:
① 仕事の終わり際に、翌日のメモを作る
→ 帰る前にやることを書いておくと、翌朝のスタートが早くなります。
② 日中、気づいたらすぐメモに書く
→ 忘れないように脳に入れるのではなく、メモに覚えておいてもらう感覚です。
③ 手帳の「日ごとページ」で振り返るときに追記
→ 一日の振り返りとToDo整理をセットで行うことで、思考もスッキリします。
私が使っている手帳
私が使っているのは「ほぼ日手帳」です。
月ごと・日ごとのページがあり、予定管理にも振り返りにも使いやすいと感じています。
※本リンクにはアフィリエイトを利用しています。
読者にとってプラスになると感じたものだけを紹介しています。
まとめ|整えることで“仕事が前向きになる”
- 締切だけでなく「開始日」もスケジュールに入れる
- ToDoメモで、やることを目に見える形にして達成感をつくる
- 脳の中をクリアにして、心に余裕を生む
やることが減ったわけじゃないのに、前向きに取り組めるようになる。
それが、手帳とメモの力です。
忙しくて余裕のない時ほど、ぜひ一度「整える時間」を取ってみてください。
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