急にチームを預かることになった。
「自分のやっていること、これで合ってるのかな?」
「気づいたら何でも自分で抱え込んでる…」
「“リーダー”として頑張ってるけど、うまくいかない」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
チームに必要な3つの役割
上司・指導者・まとめ役といった言葉はよく使われますが、大きく3つの役割に分けられます。
- リーダー:チームの中で先頭に立って行動で引っ張る人
- コーチ:目的地を示し、道のりを整理して支える人
- マネージャー:環境を整えてチームの行動を支える人
どの役割も、チーム運営には欠かせません。
でも、全部を完璧にやろうとすると、どうしても無理が出てきます。
だからこそ、自分の得意な役割を知ることが第一歩です。
コーチタイプ:方向性を示し、道を整える人
筆者であるすずめは、この「コーチ」タイプです。
全体を俯瞰して、目的地までの地図を描くこと。
道のりを整理したり、考えを言語化したりするのが好きです。
ただし、コーチ的な関わりが強すぎると、チームにとっては「言ってることは分かるけど、実際にどう動けばいいか分からない」という状態になることも。
話が多すぎて、目の前の行動が止まってしまうことがあります。
マネージャータイプ:環境を整えて支える人
一方、マネージャーは裏方の達人。
チームの環境整備や道具の準備、外部との調整を引き受けます。
マネージャーが機能すると、チームは行動に集中できるようになります。
けれど、やりすぎると「全部やってもらえるのが当たり前」になり、メンバーの自立性が育ちにくくなることも。
ちなみにすずめは、このマネジメントがちょっと苦手です。
いつも、スケジュール管理には課題が残ります…。
リーダータイプ:行動で引っ張る人
リーダーは、チームの先頭で行動を示しながら引っ張っていくタイプです。
キャプテンや現場責任者として、実行力と影響力で動かすことが得意。
ただし、チームとの視点が近すぎて「どこに向かっているか」が見えなくなってしまうことも。
目標や方向性を整理することが苦手だと、チーム全体が迷子になることがあります。
得意な役割を見つけて、補い合えるチームへ
「全部できないとダメ」ではなく、それぞれの役割が違うからこそ、補い合えるのがチームです。
- コーチだけでは動けない
- マネージャーだけでは進めない
- リーダーだけでは迷うこともある
自分の得意な役割が見えたら、次は“チームの誰に何を任せるか”を考えてみましょう。
一人で何役も担っている場合も、「今どの役割をしているのか」を意識するだけで、頭の中がグッと整理されてきます。
あなたはどの役割に自然と当てはまりますか?
- チームの道しるべになる「コーチ」?
- 環境を整えて支える「マネージャー」?
- 行動で背中を見せる「リーダー」?
それぞれに違った強みがあるからこそ、あなたの「得意」がチームを救うかもしれません。
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