いい人材がいない 上司・リーダーが陥りやすい思考からの脱出

色々やりたいことはあるのにいい人材がいない

スキルを持っている人がいない

環境が整っていないのにどうやって頑張ったらいいんだ?

すぐやめてしまって、また人を雇わないといけない

人事に時間が割かれすぎて、必要なことができない

こんなことを感じたことはありませんか?

うまく物事が進んでいかず、八方ふさがりになります

どうしたらいい人材が集まるのか

「どうしたらスキルがある人材がいる組織になるのか」

リーダーは改善のために何をしたらいいのか

オススメの考え法をお話していきます

  • 外ではなく中を見る
  • 人材を確保する場合
  • 人材を育てる

もう少し詳しくみていきましょう

外ではなく中を見る

いやいや、いい人材がいなくて困ってるのに

中を見ろってどういうこと!と怒らせてしまうかもしません。もう少しお付き合いください

隣の田んぼは青く見えるものです

しかし、自分のチームや組織も隣の人から見れば、青い田んぼです

見慣れてしまっている青い田んぼをよく見てみましょう

よく見ていると

  • この人とこの人を足したら、探していた人材! ⇒ 一緒にプロジェクトに入れよう!
  • 必要としているスキルにあと一歩のスキルを持っている! ⇒ スキルアップしてもらおう!
  • この人にこの機材さえ渡せば何とかなりそうだ! ⇒ 道具がなかっただけなのか!

ということもよくあります。

もともといてくれる人は、チーム(組織)に愛情や愛着、居心地の良さを感じている人が多いです

リーダーが外を向いていると、

「このチームに魅力のある人はいません!」と大声で発言していることと同じです。

上のように大声で発言しているチーム(組織)に社員やプレーヤーは居たくありません(少なくとも私は居たくなくなります)

お金、時間などは際限なくあるわけでもなく、有限です。いい人材も同じです

より良い人材を外から、どんどん取ろうとしても無制限にできるチーム(組織)はほとんどないといってもいいと思います

また、小さいチームの単位ですが、家族というチームは「外から人材を!」というわけにもいきません(家族にはいろいろな形がありますが、どの形でも流動性は少ないと思います)

今、いる人を大切にしていくことが、好循環につながります

外から人材を確保する場合

気を付けてほしいのは、

いい種が落ちたとして、種が育つ土壌があるのか

ということです

いい人材が来たとして、その人材が育っていくチーム(組織)の文化がありますか?

もし、それが整っていなければ、結果はいいものになっていきません

いい人材はたくさんのことをもたらしてくれます

会社であれば成果であったり、スポーツであれば勝利であったりします

成果は一時的なものかもしれません

何をもっていい人材とするのかは、それぞれあると思いますが、

成果は上げられるが、チーム(組織)になじめない人物であれば、

成果は上がるものの、チームが疲弊してしまったり、チームの文化は育たなかったりします

できたてのチームなのか、成熟したチームなのかによりますが、

いい人材に何を求めるかをリーダー(上司)は明確にする必要があります

チームスポーツをしていて、「期待の新入生が入ってきた!ここからが勝負だ!」

ということもありました

うまくいくときは、上級生がしっかりとした練習をしたり、声掛けをしたりできる

つまり、その種が育つ土壌があった時です

逆に期待の新入生がやめてしまったこともあります

チームにその新入生を受け入れられる土壌が育っていなかったためです

いい人材が来てもやめてしまっては、人事の甲斐もありません

人が離れていかない組織をまず目指すことが大切です

人材を育てる

いい人材がいないのであれば育ててみたらどうでしょう

人材という言葉を一般的なので、今まで使ってきましたが「人」です

「人」には変わっていく力がありますので、育てるというよりは、

環境を整えていくこと(関わりや、見本となる人がいるかどうか)や

いい課題を準備すること(難易度やタイミング、誰とチームでやってもらうか)など

リーダーにできることはたくさんあります

「人」が育つ組織になれば、「人」が離れていきにくく

人事も余裕を持って行うことができるような、好循環ができます

まとめ

  • 良いときも悪いときも、いい種が落ちた時に芽が出るように準備をする
  • 外にばかり目を向けず、いる人を生かすことをまず考える
  • 好循環を作るように働きかける

畑を耕すように、こつこつチームの手入れをしていきましょう。

いつかくるいい種のために!

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