こんにちは、すずめです
今日は、チームのスタートがテーマです
中学や高校のチームでは、夏でチームが切り替わることが多いので
スタートし始めて、少し時間がたっているところで
チームのことを考える時間をとってみてはいかがでしょうか
コロナウィルスの影響で、活動ができていないところもあります
この機会に一緒にチームのことを考えても面白と思います
コーチだけではなく、プレーヤーにも参考にしてください
もし、何もしないままチームがスタートしているのであれば、少し立ち止まって
一緒にチームのことを考えてみてください
何のためのチームなのか
チームを作る理由を明確にしてください
イソップの寓話に「3人のレンガ職人」の話があります
旅人が3人のレンガ職人それぞれに
「何をしているんですか?」
と質問をしました
1人目は「親方の命令だから、レンガを積んでいるんだよ」と答えました
2人目は「レンガを積んで壁を作っているんだよ、お金がもらえるからやってるんだ」
3人目は「後世に残る大聖堂を作るために、レンガを積んでいるんだ。光栄だよ」
と答えました。
そして物語は続きますが、詳細は検索等していただければと思います
3人はレンガを積むという作業自体は変わりません
しかし、何のためにレンガを積んでいるのかによって、動機づけがかなり違っています
それぞれ、日々の作業が
ただの労働なのか、お金などの報酬のためなのか、責任や使命感のためなのかです
チームとして集まる理由があるはずです
チームスポーツならば、そのチームがなければ試合に出ることはできません
試合に出るために集まっています
それ以外にも何のためにチームを作って活動をしていくのか、をはっきりさせることで
今後チームを動かしていく中で起こる問題をそれにそくして判断できます
また、チームが集まる理由を強くしていくこともできます
人を選べるときは選ぶ
何のためにチームを作るか決めたら、人を選びます
少なければ、少ない方がチームになりやすいです
それぞれの強みと弱みがわかるからです
強みと弱みについては以前の記事をご覧ください
人が選べない場合(中高の部活動、会社の部署などはほとんどがそうだと思います)は
いるメンバーで、何のためのチームなのかを話す必要があります
もう一つやらなければならないことは、
どの人に、どの役割をやってもらうかを決めることです
リーダーは必須です
リーダーを誰にするかによって、チームがどちらに進んでいくかが大きく変わります
他にも必要な人が、必要な場所にいるようにチームを作ります
目標を決める
チームのメンバーがいて、チームを作る理由があるので、次に目標を決めます
どんなメンバーが集まるかによって、目指せる場所も変わります
目標はその時々にあったものを選んでください
出来立てのチームの時には、スモールステップの方がいいかもしれません
成長中のチームには高い目標を設定して、さらなる成長をうながしてもいいかもしれません
成果に成長が追い付いていないチームであれば、大きなチームにする前にチームを成熟させることが目標になるかもしれません
複数の人でチームは構成されるので、
ばらばらな方向を向いていては、エネルギーのロスが大きくなってしまします
目標の方向にチームを向かせることによって、大きなエネルギーを作ることができます
目標についても記事を書いてみました
目標にのっとった行動を作る
目標ができたら、それに合わせた行動を作っていきます
具体的に日々何をするか、どういうやり方で物事を進めていくのか
メールでできるだけやり取りをするのか、直接会うのか、チャットにするのかだけでも大きく変わります
トップダウンで進めていくのか、ボトムアップで進めるのか
疑問点はどう解決するのか、人に聞くのか、マニュアルを読むのか
どういう風なチームになりたいのか、どういう風に言われるチームを作りたいのか
それによってチームの文化が決まっていきます
この具体的な行動を守るのは、チームのメンバー全員です
コーチが強制することでもありません
チームメイトが行動を守るように、自分たちでしていくことが大切です
まとめ
少し立ち止まってチームのことを考えてみてください
何のためのチームですか?
適切な人が適切な場所に座っていますか?
目標は今のチームに合っていますか?
目標を目指すための具体的な行動を決めていますか?
それをみんなで守れていますか?
すべてに答えられるチームは少ないと思います
答えはチームによって変わります
自然にできているチームもあるかとは思いますが、ぜひチームについて考えてみてください
以上です
参考になれば嬉しいです
ご意見、ご感想などあればコメントお願いします
すずめ
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